C:心理査定
この章では、下表に示す心理査定について説明していきますが、心理臨床大辞典に記載されている大半の心理査定を網羅しています。
この中で、別格なのは投影法のロールシャッハテスト(以下ロ・テストと記述)であり、公開されている問題の約6%を占めています。これについては、最初に取り上げ、心理臨床大辞典ではなく、下記に示す参考書籍を中心に説明していきます。
その他の投影法は心理臨床大辞典の記述を中心に、描画法とその他の方法に分けてまとめています。その中で、ソンディテストは、他の投影法に比べて出題が異様に多くなっていますので、独立して説明しますが、テストの重要性と難易度自体は、他のテストと大差ないので、この範囲の知識で十分だと思います。
投影法の次には、知能検査と発達検査を説明します。この中で、特に重要なものがウェクスラー法であり、これについては、心理臨床大辞典以外の下記の参考図書を引用します。
最後に、質問紙性格検査を心理臨床大辞典の知識を中心の説明し、その他の心理査定やテストバッテリーなどについての説明を行っていきます。
【参考資料】
・改定 新・心理診断法 ロールシャッハ・テストの解説と研究 片口 安史 金子書房
・日本版 WAIS-Rの理論と臨床 小林重雄ら編 日本文化科学社
・日本版 WAIS-Ⅲの解釈事例と臨床研究 藤田和弘ら 日本文化科学社
・WISC‐3アセスメント事例集―理論と実際 藤田和弘ら 日本文化科学社
・軽度発達障害の心理アセスメント WAIS-Ⅲの上手な利用と事例 上野一彦ら 日本文化科学社
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